歯学センターの窓から
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「歯磨きまでの時間」歯学センターの窓から no.95
テレビ等でそのように報じられていたようです。
実はこれ、酸に浸した歯が、歯磨きによってどれくらいすり減るか、という実験を基に作られた広告です。
しかしその症状は酸蝕症と呼ばれる、酢やワイン等酸味が強いものが原因で起こる症状で、普通に食事をして発症するむし歯とは違う特殊な病気なのです。
さて、あなたがむし歯にならない為に私のお薦めは、食事後すぐにブラッシングする事。
健康のため皆さんに気にかけて欲しいのは「食事から歯磨きまでの時間」です。
歯の間に詰まったり付着した食べ物のカスが歯垢に変わり、むし歯は進行していくのです。
従ってそのカスや付着物を、口の中から出来るだけ早く取り除いた方が良いのは言うまでもありません。テレビ等の情報は断片的なものも少なくないようです。どうかご注意して、きれいな歯を守って下さい。
田北行宏